先日、大分にいる友達が結婚した。
苦楽を共にした仲間である。結婚すると聞いた時は、本当に嬉しかった。
そして、同じタイミングで別の友達からも久しぶりに連絡があった。
もうすぐ1歳になる子供がいる。
子育てについて、いろいろとやりとりした。
ほんの5年ほど前までは、みんなで集まって飲んだりしていた。
今では、なかなか集まる事すら難しい。
それぞれ環境が変わったのである。
もちろん、僕もその1人である。
みんなが幸せに暮らしている事は、とても嬉しい事であり、望ましい事である。
しかし、やはり寂しいという気持ちもある。
年末年始になると、県外に出て行った友達が熊本へ帰郷する。
連絡を受けたら、できるだけ顔を出すようにしている。
昔からの友達と顔を合わせる機会も、おそらく、どんどん減っていくであろうから。
お客さんの中にも、転勤などで来られなくなるお客さんもいらっしゃる。
実は、なかなか寂しいものなのだ。
あまり面と向かっては言えないが、心の中では、お元気でと。
店員と客という間柄ではあるが、やはり人と人なのである。