先日片付けをしていると、昔の写真が出てきた。
よくある話で、ついつい懐かしんで見てしまう。
20歳くらいの頃であろうか。
決定的に違うのは、サイズ。
当然と言えば当然で、写真の僕は今の僕より10kgほど軽い。
そして綺麗な二重である。自分に綺麗なと使って良いのかとも思うが、二重である。
今ではかろうじて、目尻に二重の面影が残っている。
重力のせいだけにしてはいけないのであろうが、いろんなものが下へ下へと下がってきた。
残念な事に、上昇したのは生え際と体重だけである。
鏡でマジマジと自分の顔を見る。
これから、もっと変わっていくのだろう。
この髪はいつまで残っているのだろうか。
よく、生き様が顔に出ると聞く。
自分の顔を、正面から鏡で見れないような自分にはなりたくないなと。
そのためには、まずはここを片付けなくてはならない。
手を止めている暇はないのだ。