僕にとって。

2人の祖父は、憧れのような存在であった。

 

それぞれ、全く違うタイプであったが。

共通点といえば。

 
あまり喋らなかった事と。

器用だった事。

  

僕には、とても優しい2人で。

そのおかげで、とても幸せな幼少期をおくる事ができた。

 

大きくなってからも。

よく、祖父の所へは遊びに行った。

 

何かしら、恩返しができればと思っていたが。

残念ながら、それは叶わなかった。

 

ただ、残念と感じているのは、僕だけかもしれない。

恩返しを何かしらの形で残すというのは。

 

そう重要ではないような気もしている。

私と2人の祖父の間では。

 

一緒に過ごした時間。

交えた会話というのは、そう多くはないけれど。

 

私にとっては、とても貴重な時間でした。

私も、私の人生を。

堂々と歩みたいと思います。